行ったことある私がおすすめする。イギリスに行った気分になれる。イギリス映画4選とドラマ1選

映画の図解

私は3ヶ月とちょっとイギリス・ウェールズに居たことがあります。

短期間の滞在であったものの、イギリスの風景や暮らし、会話が恋しい。

そんな私が選んだ、『気持ちをイギリスまで飛ばしてくれる』ようなイギリスを堪能する映画4選とドラマ1選をご紹介します。

暮らしてみたからこそ分かった「あ、これイギリスっぽい」が出てくる映画とドラマを厳選。

イギリスに行ったことない方や、ご興味が無い方にも「こんな感じなんだ、イギリス」と楽しんでもらえれば幸いです。

映画

キングスマン(2014年)

原題:Kingsman : The Secret Service

上映時間:129分

主演:タロン・エガートン(Taron David Egerton)

ジャンル:アクション

ストーリー:

イギリスの労働階級に属すエグジーは、暴力を振るう義父から母と妹を守る生活を送っていました。

ひょんなことから過去、父を知るスーツに身を包んだ男性、ハリーと知り合います。

ハリーはスパイ機関「キングスマン」の一員であり、エグジーもその一員になるためあらゆる試練を乗り越えます。

イギリス紳士らしくスマートにかつ大胆に勝利するアクションをとくとご覧あれ。

おすすめポイント:

「Manner maketh man(礼節が人を作る)」

イギリスの上流階級らしいセリフを吐くこのシーン、とてもかっこいいので是非注目です。

キングスマンを見ていると面白いのが、英語の訛りを一気に堪能できてしまうんです。

主人公エグジーは労働者階級者英語、ハリーは上流階級者英語、黒幕はアメリカ(黒人)英語を話します。

なので、聞いているだけでその人達がどこの国でどのクラスなのか分かってしまうんですね。

エグジーに絡んでくる不良はもっと訛っていて、私は全く聞き取れませんでした(笑)

ちなみに、本作には出てこられてないかと思いますが、スコットランドやアイルランドはもっと分かりづらいらしく、同じイギリス人でも字幕が必要になることもあるとか…

身なりだけでなく、喋り方でその人となりが分かってしまうのが、イギリス英語。

普段アクションは見ない私ですが、イギリス英語を堪能できるのでキングスマンおすすめです。

ハリー・ポッター(2001~2011年)

原題:Harry Potter

上映時間:130~160分(全8作品)

主演:ダニエル・ラドクリフ(Daniel Jacob Radcliffe)、ルパート・グリント(Rupert Alexander Lloyd Grint)、エマ・ワトソン(Emma Charlotte Duerre Watson)

ジャンル:ファンタジー

ストーリー:

叔母家族に育てられているハリーの元に、ある日魔法学校ホグワーツから手紙が届く。

今まで一人ぼっちだったハリーは、学校で友情、愛情、そして自分の過去を知っていきます。

空飛ぶほうきや魔法動物や妖精たちなど、誰もが一度は夢見たファンタジーがたくさん詰まった映画。

おすすめポイント:

作品の名前を知らない人はいないのではないでしょうか。

世界的ベストセラーで、世界的ヒット映画。未だに劇やドラマ化など人気が続いている作品です。

もちろん本国イギリスでも相変わらず人気で、グッズが売られているのを今でも目にします。

注目なのは、この作品は本物のイギリスにこだわっているということ。

俳優は全員イギリス人を採用。

そして、ダンブルドア校長以外(寿命)、俳優陣は最終話まで同じ人達が演じました。

イギリスの街が出てくることは少ないですが、イギリスの空気が存分に味わえる映画です。

例えばホグワーツは、イギリスの伝統ある重厚感のある建物をよく再現しています。

作中によく出てくる大広間は歴史あるオックスフォード大学で撮影されています。

ハリーの育ったダドリー家のお家も、イギリスに行けばどこでも目にする普通のお家(大都市というより郊外の方ではありますが)です。

イギリスのウェールズでただ生活しているだけで、「これ、ハリー・ポッターに出てきそう!」という建物をみつけることもありました。

「ダーク・ファンタジーの要素を含むから、霧や暗い天気なのか?」と思いきや、イギリスではあれが通常運転の天候なんです。

もちろん演出効果の意味合いもあると思いますが、ストーリー関係なしにイギリスの天候はあの通りで、住んでいると気が滅入ってきます。

ファンタジー映画と侮ることなかれ!

ハリー・ポッターは、意外とイギリスのリアルが描かれています。

ちなみに、魔法、ファンタジー、妖精などはイギリスが本場なので、それがリアルな背景で表現されてるのはある意味夢があります。

ワイルド・ガール(2008年)

原題:Wild Child

上映時間:98分

主演:エマ・ローズ・ロバーツ(Emma Rose Roberts)

ジャンル:学園コメディー

ストーリー:

ロサンゼルスに暮らすポピーはお金持ちの女の子。

ある日父親を怒らせたポピーは、イギリスの全寮制へと送られます。

退学するために、ルームメイト達と協力していたずらを繰り返し、次第にポピーはイギリスでの生活が好きになります。

恋に友情に、学園要素がふんだんに盛り込まれた映画。

おすすめポイント:

映画の始まりはアメリカのガヤガヤしたシーンから始まり、一転してイギリスに転校したシーンでは少しじめっとした暗めなシーンが出てきます。

いかに二国が違うのか分かって面白い対比です。

ポピーが送られた学校が、完全寮生活で制服があるというのもイギリスらしい。

アメリカから来たポピーとイギリス出身のルームメイト達の服装や容姿にもそれぞれ特徴が出ていて、見ていて面白いです。

また、使う単語も違ったり、ルームメイト達が服を買いに行くのがチャリティーショップ(日本の古着屋のようなとこ)というのもイギリスっぽい。

イギリスにはチャリティーショップが一杯あります。

「イギリスってこんな感じ」というのをポピーの目を通して、一緒に体感できます。

そして主人公ポピーは、置かれた状況でもめげずに頑張ります。

そんな姿に何故か応援したくなるエネルギッシュさがあって、憎めなくて可愛いです。

世界一キライなあなたに(2016年)

原題:Me before you

上映時間:110分

主演:エミリア・クラーク(Emilia Clarke)

ジャンル:ラブストーリー

ストーリー:

主人公のルーは、働いていたカフェが閉店し、無職に。

なんとか手にした仕事は、お金持ち男性の介護という期限付きのものでした。

最初冷たい態度だったウィルは、一生懸命で底抜けに明るいルーによって昔のような明るさを取り戻していきます。

愛し合う二人がお互いを思いやる、温かさが沁みるラブストーリー。

おすすめポイント:

私が好きな作品なのであげました。

原作はイギリスであり、キャストはイギリス人俳優で固められています。

死をテーマに扱う本作品ですが、観た後に不思議と温かい気持ちにさせてくれます。

そして、愛と生死について考えさせられます。

ウィルは下半身不随なので、物語のほとんど室内で展開されます。

他の作品のように、服装や景色でイギリスを感じる要素は低いかもしれません。

しかし、ウィルはお金持ちの生まれで、お家がお城のようでいて中は現代的です。

古き良きを残しつつ、現代も使えるようにリフォームするのはイギリスらしいです。

また、ウィルのお家の外にはお城があったりと、ロンドンとは違うイギリス郊外の風景を楽しむことができます。

対してルーは一般家庭の育ちなので、ウィルとの対比によって階級によるイギリス生活の違いも見ることができます。

主人公のルーを演じる、エミリア・クラークはゲーム・オブ・スローンズでドラゴンの母役を演じていることでも有名です。

この作品に関してはストーリーがとても良いので、イギリス英語でラブストーリーを観たいという方に是非みてほしい作品です。

恋愛映画でもありますが、何かを諦めた事がある人が勇気を貰える作品です。

ちなみに主題歌は、イギリス人ソングライターのエド・シーランなのでそこも推し。

ドラマ

自由研究には向かない殺人(2024年)

原題:A Good Girl’s Guide to Murder

上映時間:40~50分 (全6話)

主演:エマ・マイヤーズ(Emma Myers)

ジャンル:ドラマ / ミステリー

※ドラマは、Netflixオリジナルです。

ストーリー:

ピップが暮らす小さなこの町で、5年前、アンディ・ベルという17歳の女の子が殺された。

誰が、何のためにー?

学校の自由研究に、アンディ・ベル殺人事件を取り扱い、真犯人を探ることにしたピップ。

真犯人へと迫る中、ピップにも危険が迫ります。

スリリングなスピード感と人情を味わいながら楽しめるドラマ。

おすすめポイント:

ピップが生活している街並みは、イギリスのなんの変哲もない生活圏そのものです。

ロンドンなどの都市ではなく、ごく一般の田舎の方の暮らしを覗くことができます。

石造りの建物や大きなお庭の綺麗な一軒家などの古き良き時代のイギリス風景が残されているようです。

ストーリーに関しては、小説の原作と結構違うのとキャストはイギリス人関係なしのキャスティングです。

けれど主人公を演じるエマ・マイヤーズはイギリス英語を意識して発音しているようにも思えました。

彼女自身はアメリカ出身です。

ただの高校生がここまでできるものかな?と思いつつも、先が気になるスピード感のある本作はあっという間に観終わってしまいます。

小説の方はもう少し現実的に真相へ迫ります。

ドラマのような危険を顧みない無茶はしません。

小説だと、現代的なメッセージのやり取りや、ピップのメモ書きがそのまま書かれているので、ピップとともに事件を追う臨場感が楽しめます。

全然関係ないですが、ドラマ内のピップの服装もセンスがあって、オシャレでした。

内容的に常に明るいものではないですが、ピップのファッションはその暗さに明るさをもたらす効果があったように感じます。

ちなみにシーズン2が2026年5月27日から開始。

おわりに

日本で開催されている英国展に行ってみたある時、店内にはビートルズが流れていて、お土産などの品物は王室のものばかり。

「一体日本のイギリスは何年前で止まっているんだろうか?」

と思ってしまいました。

(もちろんエリザベス女王やビートルズ、大好きです。)

伝統と古き良きを残しつつ、常に革新的なものを生むのがイギリス。

現在のイギリスはもっと先進的で、新しいものも常に取り入れていますし、生まれ続けています。

このブログから、新旧が入り混じるイギリスのリアルな生活圏へ引き込むことができたのなら、こんなに嬉しいことはありません。

ここから先、イギリスだけでなく他の国へも、ぜひ映像から飛び込んで擬似旅行をお楽しみください。

Have a nice trip.

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